布探しの旅 2014 (後編)

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朝7時半の列車に乗って、ブリュッセルへ行ってきました。実は今回の一番の目的がブリュッセルに行くことでした。一度来てみたかったジュドバル広場の市場と、その近くにあるヴィンテージコスチュームとテキスタイルのお店。市場はお宝(のようなもの)からガラクタ品(に見えるもの)まで、いろいろとあって見て回るのが楽しい市でした。これが毎日行われているなんて、通えばきっとお気に入りに巡り会えそう。ヴィンテージのお店も、興奮してしまう品揃えで、時間を忘れて長居してしまいました。

その後は一番楽しみにしていた、アナベルさんのアトリエ訪問。アナベルさんは写真家でもありながら、長年市場に通って買い集めたヴィンテージファブリックを使って、子供の為の布小物などを製作しています。

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彼女のアトリエには本当にたくさんの生地があって、ひとつひとつ説明してくれたり、長年の経験から得た知識をたくさん教えてくれました。そして、アナベルさん自身も気に入っている貴重なコレクションの一部を譲ってもらい、記念にと絵本までいただきました!この生地は大事に使います。

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戻ったパリでは街の手芸屋さんや生地屋さんを見て回りました。日本でも最近は、昔からある大きな生地屋さんが減る一方で、オリジナルの生地や独自の品揃えの生地のセレクトショップのような小さなお店が増えていると感じていますが、パリでもそのような小さなお店が増えているようです。フランスらしいくすんだ色使いや、プリント生地も花柄ばかりではなく、さりげないモチーフの甘すぎない生地がとてもいいなーと思いました。でも中には日本製の生地が置いてあったり、日本のソーイング本がずらりと並んでいるのを見て、とても嬉しく思いました。(いつかはそこに自分も…と野望を抱いたり)

完全な一人旅はとても久しぶりで、少々心細く出発した布探しの旅。布との出会いもありましたが、それよりも優しい人たちとの出会いが心に残る旅になりました。
アットホームな滞在をさせてくれたロンドンのヘレンさん、快くアトリエに迎えてくれたアナベルさん、一緒に歩いて道案内をしてくれたアントワープ在住のご夫婦、パリのカフェで出会ったイギリス人のイレーナさん、私に優しくしてくれてありがとう。

しっかりパワーチャージもしたので、またこれから頑張ります!

※旅の途中で撮った写真はfacebookのアルバムにまとめました。
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